この頃わたしに流行るもの。2016/06/01

あ、本誌感想はツイッタの方に。大したことは言ってないよ。

ここ3回くらい「重版出来」観てる。面白い。もっと早くに見ておけば良かったよ~
和製ドラマをちゃんと見るのは「デート」以来だと思う。そしてどっちのドラマにも出てる松重豊が気になる。良いお芝居してる。

最初に見たとき背景に「だがし」のほたるちゃんがいたので二度見した。その後いくら目を凝らしてもマギが出てくる気配はない。アニメ化プロモーションを兼ねてるのかな。だとしたらシンドバッドがだな・・・。

アル中になった元売れっ子漫画家のモデルは(漫画の方のモデルは別として)吾妻ひでお?かな?わたし、この人の売れてる時の漫画は読んだことないけど、落ちぶれてアル中になってからの実録漫画は読んだよ(職場にあった)。直筆のイラストを虎の穴に持ち込んで小遣いかせぎしてたとか、かなり生々しい内容だった。

最近ぜんぜん意欲が出なくて原稿描いてても気合が入らなくて、困ったなどうしちゃったのかなーと思ってたけど、ただ単にジュダル不在が長過ぎてるだけだと思いました。もうダメ・・・!
早く出て来ないと、わたしジャンプに行っちゃいそうだよ・・・!
冨 樫 義 弘 が 連 載 再 開 し て る ん だ よ ・・・!


SCCで聞いて、翌週から欠かさず読んでるけど、既にして 意 味 が 分 か ら な い。
取り敢えず、Sun and Moon ってマギコンビだなって思った。<番の破壊者>だって!つがいだって!相変わらず直訳する気のない技名すてき。日本語と英語がまったく一致してないのに、すぐ分かるこの言語センスすごいよ冨樫。

わたしは青春を鋼に捧げた人間ですが(今は人生をマギに捧げてる)、冨樫は捧げたと言うよりもわたしの意志とは無関係にわたしの人生に干渉して来る、そういう漫画家。荒川先生や大高先生をセンセイ呼びするのは勿論敬意の表明ですが、冨樫に関しては呼び捨てにするのが敬意表明。咎神。あと何週間この人連載つづくと思う・・・?

北の大陸。2016/06/03

HUNTER33巻読みましたよ・・・。一番の謎はここからどうやって本誌のいまの展開に移ったのかってことよ。ちからワザかよ。クロロが好きだから嬉しいけどよ。

リアルタイムで読んだときも書いたけど、わたし冨樫のこーゆー皮肉たまらない。不老長寿を目指した大陸で不死の病を得たとか。愛という名の災厄とか。
第4王子の背景にあるのは、まさかパイロくんの首じゃないよね・・・クラピカがんばれ・・・

少年誌の限界を試すような内容もらしいと思うけど、個人的には2ページ目の内容とか子どもが読んだらメディア・リテラシーの良い勉強になるよね。読ませたくない漫画だけどね。

私の悪いクセのひとつに、油断するとブラックなジョークとか刺のある皮肉とか、いや皮肉はみんな刺があるか、刺のある冗談?を言ってしまうってのがあって、さすがに初対面では気を付けてるけど酔っ払ったりするとウッカリ言っちゃうことがある。「これくらいの冗談は通じそう」って気を許した相手に通じなくて失敗したことも多々ある。

で、ひっさしぶりに冨樫読んでたら、この悪癖は冨樫の影響なんじゃないかと思えて来た。いや冨樫のせいにしちゃいけないけど。それとやっぱりこの人のメタ思考は凄い。それで気付いたけどメタ思考のできない相手とは私はあまり良い関係がつづかないように思う。ひらたく言うと客観視?内省?逆に言えばメタ思考が出来る人は頭いい凄いって思ってるフシがある。

メタ思考は本来もっと広義の意味があるものなので、私の記事は鵜呑みにしないでちゃんと調べて下さいね・・・私も正確には分かってない。


ところで・・・時間がないのでダメもとでお聞きしますが、わたし平日のとある一日、北海道で一人で過ごさなくてはならなくなりました。もし道内お詳しい方いらしたら、一人旅でも行けるようなお勧めスポットを教えてください。条件は、
・旭川のホテルから路線バス電車で日帰りできる範囲
・動物園・美瑛・青池・富良野は別途行くので、そこ以外で。


いやまあ経緯を話すと悲しくなるので省略します。一人旅好きだから結果オーライなんだけど・・・ああもう!洞爺湖は・・・旭川から日帰りは・・・無理っぽいよなあ。いまんとこ氷の美術館が有力なんだけど夏に行って楽しい?美術館だけじゃ時間持て余しそうだし。うーん

異端と正統2016/06/09

本誌の感想はツイッタで。今はこっちを。

きみは至高の人
言葉なんかにまどわされることはない
すべての美をそなえた
あなたをまどわす言葉など存在しない

見すごしてきてしまった、たくさんの美しいものを
忘れていた、人生は自ら探し求めるものだということを。


原稿中だというのに夜中に一気読みしてしまった>>>「WONDER」
児童書でこんなにわんわん泣いたのは久しぶり。魔物も呪文も出てこない児童書としては今まで読んだなかで一番好きかもしれない。

この本で「バイレイシャル」と言う言葉を知った。たぶんこれは多様性を書いたお話なんだけど、そんな風に書くと陳腐にしか聞こえないからそういう紹介の仕方はしない。ちなみに、この本を読もうと思ったのは、かつて私は外見に強いコンプレクスを持っていたからで、同様の方にお勧めしたいけど、やっぱりそういう紹介もしたくない。

この本もそうだけど、ハリポタとスターウォーズは知ってること前提で書かれてある海外児童書は多いよね。「精霊の守人」読んでること前提で書かれた和製児童書なんてないよね?日本で金字塔になるくらいのファンタジーってまだないんだな。漫画ならあるんだろうけど。


わたしはマイナーであることを自虐的に言うのは嫌なんだけど、一方で自分が異端だということはずっと感じて来た。ずっと。ものごころ付くよりも前から。マイノリティというより異端
感想を書こうと思って書きそびれていた「薔薇の名前」のなかに、正統と異端にまつわる定義が出てくる。いわく、

認めざるを得ないほど力を持った異端を正統と呼ぶ。


私はこの定義にとても救われたの。ごめん、去年の今頃あった一件を私はまだひきずってる。
あれに限らず、わたしを(誰かを)攻撃する人って自分を正当だと思っているらしい。
百歩ゆずって私はそれでも構わない。わたしは異端でいい。非純正でいい。自分でもそう思っているし、異端であることを時には誇りにさえ思うから。
でも、それを理由に排除しないで。退けないで。いないかのように扱わないで。わたしだって痛みは感じるの。

キリスト教も最初は異端だった。私の好きなディズニーソング(ノートルダムの鐘)に「God help」ってのがあって、そのなかに
「虐げられた者を救いたまえ。主よ、あなたもかつては虐げられた身のはず」って歌詞がある。誰だって異端の時はあるのだ。でも、世界を動かすのもまた異端なのだ。

迷宮探訪4は、西2R9bにいます。新刊でます!2016/06/27

わー・・・自分でもびっくりするほど久しぶりで済みません。生きてました!
シュラバったり北海道旅行に行ったり本読んだりしてました。
いったんネットを切ってしまうとその環境がラクすぎて、つなぐのが面倒になってしまうんです。
つながるのが嫌なんじゃないのよ。私だって孤独は寂しいんだけど、うーんうまく言えない。

詳細は水曜ごろ改めてお知らせしますが、7/3の迷宮探訪はR9b、VITAL*SONGSです!
見てよ・・・入場券が自分のイラストなんだぜ・・・なにこれ一種のプレイ?羞恥プレイ?!


新刊は無事脱稿しているので何もなければ出ていると思います。
「繭の中で眠る」 B5/28p マギコンビ VITAL*SONGS初のパラレル。

今回はウチにしては珍しく、2色刷り+写植というシンプルな表紙にしたので、アレッ?凪さんが見つからない・・・?てことになりませんように。特に書店さんで。
書店さんは虎の穴さん、K-Booksさんを予定してます。まんだらけさんもするかも?

あっあと夏コミも無事スペース頂けたので、すでに締め切りレースに突入ですよ、あー・・・
描きたいものはあるんだけど、まだ充分にまとまってなくて、もう少し時間をかけて熟成?させていきたいのに時間がないというああ無情。でも時間があれば描けるってもんでもない。


この数週間に、星の王子様(再々読)、幸せになる勇気、ガウディの鍵、自殺を読んだ。
最後の一冊は別に重い理由なんてなくて職場にあったから読んだだけ。でも書いた人が「面白い本」を目指しただけあって不謹慎だけど面白い?です。興味深いと言う意味で。

星の王子様は十代後半、二十代前半で読んでもまだピンと来なかった私だけど、今にしてやっと少し分かりました。やっぱりテグジュペリは天才だった。勇気シリーズは長くなるので後日改めて。ガウディはね・・・スペイン発ダヴィンチコードっていう帯文句に釣られたぜ・・・個人的に言ってダン・ブラウン好きは読まなくていいと思うよ。

ココ一ヶ月ほど、ちょっと困るくらい生きる気力が湧かなくて、もうほんとそろそろいいかげんジュダルが出てこないと私のいのちにかかわるとおもいました。主観と贔屓は抜きにしても東西王マギコンビがこの物語の主人公だと思うんだけど、この扱いは酷くないか。その分グレートハンサムで、いやグレートエロティックで、登場してくれることを祈ってる、よ・・・ぱたり。

この、なけなしの気力を振り絞って原稿描いたわけです。本来ならば有り余るエナジーをぶつけて描きたいんだけど!ああもうほんと助けて。

新刊、【繭の中で眠る】 + SPARKに出られません。2016/06/30

新刊 【 繭の中で眠る 】 B5/28p 特殊紙+二色刷り+箔押し マギコンビパラレル

人生で初めて描いたパラレルがこれでした。マギコンビで擬虫化パラレル。
生えているのは猫耳じゃなくて翅です。一見ほのぼの(当社比)としつつも割とシリアスな短編です。
つねづね言ってるとおり、マギは王の器と言う眩しい灯りに身を焦がす迷い蛾だとおもってるから、私が描くならこうなるよね。ま、私らしいね。

◆書店委託◆

虎の穴さまはすでに開始されています>>>こちら
とらさんの安定の仕事の速さ。

あとK-Booksさんと、どれだけ需要があるかは分からないが海外向けにまんだらけさんも予定してます。わたし普段ツイートしないから営業ツイートばかりになるのが恥ずかしくて、書店情報をちゃんとツイートしないんだけど、やっぱりした方がいいよね・・・

▼箔押しをやりたかったのね。そのために今回は敢えてシンプルに2色刷りにしてみたよ。

あと、さっきツイッター浮上して知ったのだけど、SPARKがすでに申し込み満了したと・・・
えええええええええええええええええええええええええええええええええええ?

そんなわけで、HARUに続いてスパークまでも申し込み遅刻により欠席です。ごめん・・・
最近、ジュダル不足によるウツ状態がひどくてね。もはや5月病でも季節性ウツでもなく、ただのジュダル性ウツ。この、一番日照時間が長い季節にウツウツとしてます。鬱々・・・

幸か不幸か、こんな状態なのでスパークはちょうどいいから一休みしよかと思うんですけど、もし8月あたりにジュダルがワイルド&ダイナマイトセクスィーに華々しく再登場したらどうしよう。
どうしても何か描きたくなったら、誰か拾ってくれるかなあ・・・
来週こそ!きっと来週こそ!もういいかげん!出るはず!って毎週念じててもう疲れて来た。

かなしい。ねる。おやすみ。