久々の2019/02/02

お絵かきです。
いつもと違う主線の描き方をしてみました。まあまあかな。


予約したはずの長距離バスの会社から連絡が来なくて困っている…
私の英語が幼稚すぎて、いたずらメールだと思われていたらどうしよう。
来週はもう飛行機乗ってるハズだけど実感ないなぁ。楽しみで仕方ないのに直前になるとちょっと行きたくなくなる。

スペインでは主に平野で雨が降る2019/02/03

やられたー!そうだった!あっちは今は雨季だった!冬に雨が多い地中海洋性気候!世界史でやった!やったよ!スペインでは主に平野で雨が降る!受験生の皆覚えておいて。地中海洋性気候は冬に雨!うわーん!

最高気温と最低気温と平均日没時間とここ最近の降雪量は調べておいたのに降水量は見なかった。何たる不覚。ところでまだバス会社から連絡来ないんだけど私どうしたらいいんでしょう。ちゃんとバス乗れる?座席空いてる?国際電話しないとダメ?

「スペインでは主に平野で雨が降る」て言葉は私は某アニメで知ったんですけど、たいていの人はマイフェアレディで知ることになって、英語がご専門の方はよくご存知の早口言葉みたいなものです。発音の練習用の。

久しぶりにしっかりお絵かきしたらすごく楽しくて、いつもならついついツイッタやネットゲームで時間をつぶしてしまうんですけど、有意義な週末を過ごしました。おかげで全然タイムライン追えてないけど。やっぱりねー実践にかなう練習は無いね。いくらお絵描きマメ知識を詰め込んでいても実際に使ってみないと覚えないしね。

久しぶりにグリザイユで描いてみたんだけど、私ようやくコツをつかんだ気がする。数年に一度訪れるグリザイユ・ブーム。後日アップしますね。グリザイユで描くと何が楽しいって差分がいくらでも作れることです。私は赤系が好きだからついつい画面が赤くなっちゃうんだけど、一晩寝かせてから色相をガラッと変えるとそっちの方が見栄えが良かったりて言う事はよくある。通常のアニメ塗りは色相変えるのはかなり手間。

旅先で綺麗な景色を見て素材にできそうな写真をいっぱい撮って来たら、またもそもそお絵かき再開したいと思います。

こないだTwitterで、お絵描きは描いた時間より一定の時間で書き上げた枚数の方が上達に比例するみたいなことが流れてきて、自分の経験からもまことにその通りだなぁと思うんですよ。だから本当は締め切りもなくただダラダラ描いているのはあんまり良くないんですよねー。

帰ってきたよ2019/02/19

8泊10日のポルトガル縦断旅行から帰ってきました!
吐くほど写真撮ったので吐きそうになりながら写真整理してる。
この写真は絶対に行きたかったアルコバサのシトー派修道院。

我ながら無事に帰れるとは思えないほど無茶な移動の旅程を組んだのですが、意外と何とかなりました。いろんな度胸がついた!

書きたい事は山ほどあるけど帰ってきた翌日から普通に仕事なので(前後に休みを取らずに全て旅行に突っ込んだので)旅行日記はゆっくり書きたいと思います。

冬にヨーロッパ旅行は全然ありです!あと下手なホテルより民泊の方が断然いい!私はもう民泊でいい。夏よりずっと快適に過ごせたし季節もこだわらなくていい。
質量ともにパックツアーに劣らない内容だったけどはるかに安く行けました。ちょっと私ツアーコンダクターのセンスあるんじゃない?て勘違いする程度には良い旅だった。

攻撃を受けている2019/02/21

写真はリスボンの西にあるシントラという街のレガレイラ宮殿。

写真を整理しながらのんびり余韻に浸りつつ旅行日記を書こうと思っていたんだけど、またしても事件が発生。どうして私の人生ってこういうことばかり起きるの。どの職場に行っても安寧が続かない。

申し訳ないけれど私自身に問題があるとは思っていなくて、どちらかと言えばむしろ誰の身にも起きうる事だけど、人一倍他人の意図や理不尽な扱いに反応しやすい性質で、そういう人間をターゲットにする人間に狙われやすいだけだと思っている。良心を持たない人々は、ダメージを一番効果的に与えられる相手を知っている。自分で言うのもなんだけど、私はいい獲物なんだと思う。

つまり今回も悪意を向けられている。組織的ではないけれど、相手はかなり老獪。
他者を操作する能力。それを何のためらいもなく行使する意思。その点に於いて私は完全に負けている。

最悪、またしても労働基準監督所に行かなきゃいけないかもしれない。
従順に泣き寝入りすればターゲットにならずに済むけれど、抵抗する知識と手段を知っていて何もせずにはいられない。多分、こういうところが目をつけられる理由。今もこうしてジタバタ苦しんでいることさえ相手にとっては蜜なのだ。
小さい職場だから大丈夫だと思ったのに。ここにもいた。サイコパスが。

悪意を向けられたとき、人が最初に受ける感情は混乱である、と例の本にある。
(例の本ていうのは…ブクログ参照。私の裏バイブル)
まさしく大混乱だった。そして私が比較的早く悪意に気付けたのは、私の混乱を彼女が喜んでいることに気づいたから。まるで蜜を舐めるように。笑顔で。

私の曽祖母は、夜中にお墓を見ると安心するって言う女傑だった。なぜならお墓は、きちんと弔われている人間だから。一番怖いのは、生きている人間だって。
私は最近、その言葉の意味がしみじみ分かる。

ポルトガル旅行記 1日目2019/02/23

ひとまず忘れないうちに旅行記を書いておこうと思います✨

今回から完全に個人的な旅行日記と、個人旅行するために必要な情報が欲しい方向けの旅行情報の2パターンを書こうと思います。自分が旅行計画を立てるときに「〇〇への行き方」とかで検索すると、必要な情報は無いのにフォトジェニックな写真ばかりやたら載せている個人サイトが多くて若干イラッとしたので。

まずは個人的な日記から。


なんと今回も飛行機が遅れました😱😱😱
日本を飛び立つ時に整備不良で30分遅れ、ヨーロッパでの乗り継ぎに間に合わず、初日から想定外。マドリッドでの乗り継ぎだったのですが、その日はもう代替便がないってことで空港が手配したホテルに泊まる。ちなみに予定の乗り継ぎ時間は1時間10分✈️この辺の事情は旅行情報の方で詳しく。

空港が用意したホテルは空港からリムジンバスで20分程度のシティーホテル。

可もなく不可もない感じ。
部屋はベッドルームのほかにリビングルーム。無駄に広い。つまらないので省略。

翌朝はまだ日が昇らないうちに空港にチェックイン。マドリッドから1時間ほどのポルトガル第二の都市、ポルトへ向かいます。
あらかじめ「遅れます〜」とお伝えしていた本日のホテル、Airbnbで予約した民泊。
私にとっては初の民泊デビュー💖✨🧳

郊外にある閑静な住宅街の古いタウンハウス。大きな家に3組が泊まれるのですが、この週末は他にお客さんがいなかったので、なんとこの大きなおうちを独り占め!!!
見てよこのセンス💖✨💖天井がとっても高ーい💕💕💕

こちらは1階部分のレセプション用のお部屋。

私はこのお家で延々と写真を撮っていられたのですが、ひとまず時間が惜しいので最初の目的地に向かいます。

ここはどこかといいますと…

はい!ハリーポッターで一躍有名になった「世界で1番美しい本屋さん」の名を持つ、リブラリア・レロ。たぶん「秘密の部屋」の序盤のシーンかな。
ちょっと前まで写真撮影不可だったらしいのですがみんな撮っていたので最近OKになったのでしょう。ポルトで1番人が多い場所でした。

 1階の1番奥から見るとこんな感じ。

お兄さんが拳銃ホルダーみたいなのをしていたのが気になった。

2階。

素敵✨✨✨欲しい✨✨✨

2階から先ほどの階段の入り口を見下ろすとこんな感じ。

階段の踊り場から。

雰囲気ある✨✨✨

さりげない本棚の彫刻もお見事。

午前中はほぼ本屋さんで使い果たし、ランチはあらかじめ調べておいた近くのレストラン。トリップアドバイザーで高評価。しかし入り口はこんな感じで大変入りづらい。

誰もいないのですが意を決して入ってみます。

魚介のスープとイベリコ豚のステーキ(きのこのソース添え)🥩🥘パンも美味い!

お腹がいっぱいになったところで路面電車に乗ります。

レトロで素敵!

天井はこんな感じ。

終点まで20分弱。たぶん歩いても20分弱(笑)
わざわざ来た道を戻って、寒かったので喫茶店に入ります。

カフェ・マジェスティック。ここもポルトで有名な老舗カフェ。

お店の前で財布とにらめっこしてるお兄さんがいたので、どんだけお高いのかビクビクしてましたがカフェオレ一杯€5。まぁ、普通の観光地お値段?

内装はさすが。

一休みできたので川岸に向けて歩き始めます。途中アズレージョで有名なサン・ベント駅を見学。なんてったって無料。

アズレージョと言うのはポルトガルでよく見られる絵柄タイルです。 1番ポピュラーなのは白地に青。街のどこでも見かけるし、教会の内部の装飾などにもなっている。

窓から入る日差しも相まって綺麗✨✨✨

現在もちゃんと駅として機能してます。

リベイラ地区に向かいます。ポルトらしいカラフルな街並みが河岸に並ぶ、カフェやレストランの集まり賑やかな場所です。対岸から見たらきっと素敵なんだろうなと。

これも一応世界遺産であるドン・ルイスI世橋。

あまり坂が多くて疲れてきたので帰ります。途中階段を上っていて気分が悪くなってしまったのでいきなり夜です。
さっきも乗った路面電車。これはアズレージョ張りですね。

民泊の家主、サンドラさんに教えてもらった地元のレストランで夕食。
小さなコロッケみたいのがお通しで出てきます。中身はどうやらポルトガル名物バカリャウ(干しダラ)。これだけで、もうちょっとしたボリュームがあるんだけど…

シーフードのリゾット。ハーフポーションを頼んだはずなのに軽く5人前のはある!
注文間違えたかと思った!ごめん、無理、もうだめ。

伊勢エビの…えーと何だっけな?オレンジと一緒にソテーされてて文句なしに旨い!

お家に帰ります。ちなみに入り口のサイズ感はこんな感じ。右上の白い窓が1階部分に当たります。そしてここで本日2度目の悲劇が。

 鍵 が 開 か な い 。

日本より暖かいとは言え2月の半ば。外気温は10度を下回ろうかという頃。
急いでサンドラさんに連絡を取るも、こういう時に限って返事が遅い(普段は速攻返事があるのでお風呂にでも入っていたのかも)。近所に住んでおられるのですが、連絡がついて駆けつけてくれるまで約1時間。

最初にしつこく鍵の開け方は聞いたのですが、どうしてもコツが飲み込めなかったみたい。ちなみに同じトラブルは他のB&Bでも起きて、その時は「アジア人はみんな手間取るねー」と言われたので、ヨーロッパの鍵はちょっとした文化差があるようです。

こいつがその鍵です。普通の鍵と違って4方向にギザギザがある(プラスのドライバーみたいな形状)ので、かなり防犯性は高いはず。高すぎて私が防犯されてしまった。

やっとお部屋に戻れました。 1日目終了〜😴💤

しかし私はこのとき初めて気づきました。
そう、この家には今、他に誰もいないと言うことに…

めっちゃ雰囲気のある本当に素敵なおうちなのですが、夜は別の意味でいい雰囲気…

寝ます!!!

旅行情報2019/02/23

【今回の旅行のための必需品】

スマホ
いやもうこれ1台あればこの世に行けない場所は刑務所とアルマトランぐらいしかないんじゃない?
地図、乗り換え検索、レストラン検索、カメラ、翻訳機、メモ帳、飛行機のe-チケット控え、ホテルの予約確認書、長距離バスの予約確認書、非常時の連絡手段、いざと言うときの懐中電灯。すべてをこれ1台で兼ねるから壊すと悲劇。私は一度落としたので本当に焦った(無事だった)

使用頻度が高い割にスられやすい物なので防犯対策も必要。といってもベルトにつないでおいたりすると人に写真をとってもらう時にすぐに渡せないので困りもの。私は落下防止のリングをつけて指にかけておきました。それだけだと防犯対策としては心もとないが、少なくとも私の指ごと持ってかないと盗めまい


ヨーロッパSIMカード、通話つき、テザリング可 
あっ私が買った時より100円安くなってる!!!

つい先月スマホ買ったばかりの私にSIMカードをアクティベートする技術があるか不安でしたが、普通に説明書の通り差して設定すればいいだけ。こちらは中国製で、開通すると中国語と英語のSMSが届きます。中国製かぁ〜と思ったけどスマホ本体が中国製なので何も言えない。問題なく使えました。ヨーロッパは大体網羅しているので数ヶ国滞在でもOK。飛行機の乗り換えがある場合はユーロ圏の最初の国で差し替えればOK。

差し替えの際に必要なピンはついてこないので、もっていくの忘れないように!
あと差し替えは現地に着いてからするのだけど、もともと挿していた日本のSIMカードを紛失するとこれも悲劇。現地では一切使わないから気付くとなくなる。私はうっかりスーツケースに入れてしまって空港からそのまま宅配で送ったので、二日間ほど日本でスマホが使えませんでした😅💧

設定したのは飛行機に間に合わなくて空港が手配したホテルに向かう途中だったので、焦ってたせいで1文字間違えちゃって当初は繋がらなかったんだけど、ホテルについてよくよく確認したらあっさり解決。一応予備のSIMカードも持って行きました。

10日間これ1枚で問題ありません。テザリングも可能なのでiPadを紐付けして使いましたが、うっかりつなぎっぱなしにしたところアプリの更新か何かでかなり通信量を食ってしまったので、その辺は気をつけたいところ。Wi-Fi環境があるときはマメに切り替えていたので、その辺も気をつけたいところ。ちなみにヨーロッパはWi-Fiスポット多い。世界遺産の街なんかは街ごとWi-Fiスポットだったりする

使用したのは主にGoogle マップの乗り換え検索、翻訳アプリ、バス会社の予約サイト、トリップアドバイザーのレストラン検索、結局使わなかったけどUVER検索。

念のため通話可能なSIMカードにしておきましたが、トラブルが発生した際に2度ほど使ったので通話付きにしておいて大正解。ちなみに番号は+から始まったりするので、かけ方がいまいち不明。現地でスマホを渡して相手に自分のスマホにかけてもらったり、相手に先に電話もらって番号を登録しておくなどしておいた方が吉。

ちなみに地図アプリのMaps.Meは、Wi-Fi環境のある時にダウンロードしておけばネットにつながってなくても現在地が表示されるので便利。Google マップも地図だけは表示されるけど、乗り換え検索などはネットにつながってないとできないし移動中は何か現在地表示の精度がいまいち。


クレジットカード
ヨーロッパは日本よりキャッシュレスなので大抵の場合カードで払える。いちど小さな民宿に泊まった時は現金しか使えなかった(モンサントのB&B)あとなぜかタクシーはカード不可の時がある。英語が話せる観光用のタクシーだと使えたりマチマチ。ホテルに泊まる際にギャランティ(身分証明書代わり)としてカードを見せるシステムなので、パスポートとスマホの次に必需品。


地球の歩き方
情報が古かったり間違ってることも結構あるんだけど(入場料なんかは2つに1つは値上がりしてるし時刻表もあてにならない)、なんだかんだ頼りになります。リスボンの地下鉄の切符の買い方がちょっと複雑なので読んでなければ買えなかった。人混みで取り出しても盗まれる心配がないのがいい。旅行者だとバレバレだけど、そもそもヨーロッパにアジア人が1人でうろうろしてたら既にバレバレなんで。


【持って行けば良かったもの】
バッテリーチャージャー
これは盲点でした。そこまでスマホ使うとは思わなかった!どうやらカメラは思ったよりバッテリーを使うらしく、民泊のお家に戻った時は10%を切っていた。鍵が開かなかったあのトラブルがあった夜なので、私 の 心 中 察 し て 下 さ い 。旅先でも買えたんだけど文字が読めなくて心配なので次の旅行までに日本で買います。

ウエストポーチ
シークレットタイプのウエストポーチをしていたけど、意外なときにパスポート提示を求められるので通常のポーチがあればよかったと痛感。旅行中はしょっちゅう切符やチケットを買うわけだけど、毎回しまう場所に困る。ポケットだとハンカチを取り出す時とかに落としてしまうから危険。なくすと困るけどすぐに取り出せる必要のあるもの、が旅先では結構多い。パスポート、高額紙幣、切符や入場券、スマホを入れられる小さめのを次までに買うつもり。サコサッシュの方が防犯性は高いけど、たすき掛けに物を持つと肩が凝るので私は駄目なんですよね…


【便利サイト、アプリ】
フィレンツェの時と同じものは割愛。 18年6月のどこかを参照。

トリップアドバイザー
主にレストランを探すときに使いました。民泊やB&Bに泊まる時は家主さんにオススメを教えてもらうけど、評判は概ね一致している印象です。家主さんがお勧めする場合は身内がやってるとかの贔屓があったり、旅行者ウケの見栄えの良い場所ってのもあったりするけど、それはそれで楽しめる。純粋に味の良さを求めたいならトリップアドバイザーのお勧めの中でも、路地裏にあるやつとかはかなり信頼できる。メインストリートから一歩離れたところにある小さな店とかは間違いなく安くて美味しい。

 Google マップ
とにかく乗り換え検索が便利。リスボンは比較的大きな街なので地下鉄のほかにバスが使いこなせるとかなり便利。バスを乗り継いでジェロニモス修道院に行きましたが、乗り換え検索がなければ詰んでた。降りるバス停がわからない時は現在地表示とにらめっこしててもいいけど、隣に座った人とかに検索結果を見せて「ここに来たら教えて」て言っておくと確実。スマホ見せながらドアを指差せば大体通じるけど、一応英語使うなら Please let me know when I should get off the bus ? かな?


【旅の心得】
スリ対策とかフィレンツェの時と同じものはここでも割愛

航空券の保証について
乗り換え時間が短いのに今回この旅程で行ったのは、通しで予約ができたから。
通し(セット)で予約ができる場合はその時間で乗り換え可能なはずなので、乗り継ぎに間に合わなかった場合には空港の責任で保障される。今回私が空港の手配でホテルに泊まれたのはそのため。もちろん代替機の手配も保証内。ただし遅れた理由が天候とか空港に責任がない場合はよくわからない。誰か教えて。

ちなみに今回初めて知ったけど、空港のマンパワーに余裕がある場合は地上職員が乗り継ぎの案内をしてくれる。これも通しでチケットを買っていた場合だけだと思う。復路はフランクフルトで乗り換えだったんだけど、乗り換え時間が1時間20分。飛行機は早めに着いたので余裕はあったハズだけど、よくよくチケット見たら到着がターミナル1で出発がターミナル2。つまりターミナル間の移動がある。

空港に着いて慌てて走り出したら流暢な日本語で名前を呼ばれて、すらりとした金髪美女が立っていました。彼女がずっとターミナル間の移動を案内してくれた。これがもう、ものすごい複雑。まずいくつか通路抜けてエレベーターに乗ってモノレールに乗って、うっかりリスボンで液体を買ってしまったのでバゲージチェックインをして手荷物チェックをしたら時間ギリギリだった。彼女がいなければ絶対乗り遅れてた。しかも人員に余裕がない時は行われないとのこと。乗り換え時間に余裕がありすぎても無し。彼女のおかげでフランクフルトが好きになってしまった。絶対いつかドイツ行きます!

そんなわけで総合的に見てやっぱり通しで予約をするのが一番安心みたい。できれば乗り換え時間が3時間あれば余裕があっていいけど、なんでか航空券検索をすると乗り継ぎ1時間とか平気であるのよね。新幹線か!

機内手荷物の液体制限の
100ml以下の容器に入れて透明な袋に詰める、て言うお決まりのルールですが、それを守っていたのに行きの乗り換え空港で取られそうになりました。しかも持病の薬。それがないと確実に体調が悪化する。最悪は病院行き。

さらりと「これはダメ」と言われた時はなに言われてるかわかりませんでしたよね。こっちはルール守ってんのに!!!とにかく全力で抗議して騒いだらチーフっぽい男の人が出てきて、いいんじゃないの?みたいなやりとりをして、一旦どこかに持ち去られたんだけど数分後に返してもらいました。超、焦った。飛行機乗り遅れた時より焦った。

焦っていたので危うく This is a drug !って言いそうになった。「これはヤクです!」
じゃねーよ!正しくはMedicinesです。

下手に騒いだりしてかえってまずかったかもしれないんだけど、いや!だって!!!
あれは東洋人だから舐められたじゃないかなと言う気もしている。医薬品の場合は医者の証明書があればOKなんだけど、英語で書かなきゃいけないしお金もかかる。今までトラブルになったことはないので油断してました。

これに関してはどう対処したらいいか私もわかんない。預け荷物にしちゃうとロストバゲージで戻ってこない可能性もあるからあえて手荷物にしたのに、それも駄目ってんならどうしたらいいの!てゆうかルール!守ってるから!!!何のための!ルールなの!!!あんな量で爆弾作れないから!

現地の人と同じスピードで歩く
現地の人と勘違いされたことが何度かありました。いかにも旅行者だと見られないためにはいくつかコツがあって、これは私が気をつけていることの1つ。スマホで道を確認したら、なるべく閉じて後はさっさと歩く。そのほうが防犯上もいいし、何よりバッテリーの消耗を抑えられる。

Google マップに表示されるレストランの営業時間はあてにならない。
モンサントでチェックしておいたレストランが全滅だった。日もすっかり暮れた暗い道をお腹を空かせて歩いていたら、人口80人足らずのその村でたまたますれ違ったおじいさんが民宿の家主さんで、確実にやってるレストランに案内してくれました。彼と出会わなければお腹を空かせて眠りにつく羽目になった。この一件は後ほど。

電車や道や降りる駅を聞くときには30〜40代の女性に聞け。
長距離バスを待っていた時に世話好きそうな老婦人が「同じバスですよ」と教えてくれたけど、念のため運転手に聞いたら全然違った。危うく全然違う都市に行くとこだった。そこそこご高齢の方だと勘違いや記憶違い、それに私の発音が聞き取れないってことがある。現地語の発音は難しいので察しの良い人じゃないとツラい。その点、若い方だと聞き取ってくれる。スマホの小さい文字も読める!

他にいなければ男性でもいいけど、やっぱりなんつうか女の一人旅は身の安全。荷物をさっと上げ降ろししてくれたりとか、あちらの男性は本当に親切だけど、男か女か選べと言われたら女。あとナンパされた時は英語がわからないフリが最強。普通に会話してたのに突然英語が分からなくなる女、ワタシ。いいんです身の安全が第一。

ポルトガル・マシーン
今回の旅行中最もよく聞いた英語。長距離バスの予約をしたけど発券機で予約コードを入力してチケットを出したら違うものが出てきた。そうとは知らず運転手に見せたら「これじゃ乗れない」と言われた。そこそこの金額払っているので大変焦り、英語日本語混じり文でとにかく抗議。出発時間も迫っていたので置いていかれたら野宿するしかない。そしたら運転手とチケットカウンターのお兄ちゃんが喧嘩腰でなにやら話して、最後にいいよって乗せてくれた。その際の運転手さんの一言がこれ。割とその後何度も聞く羽目になる。

他にも何かありそうだけど思い出したらまた描きます。

ポルトガル旅行記 2日目2019/02/24

私はサンドラさんのこの部屋が、ひと目見た時からいたく気に入ってしまって、ポルトのメインの観光地ぐらいに思っているので写真がしつこくて済まない!
私は行かなかったけどポルトのメインの観光地としてはクレリゴスの塔とかサンフランシスコ教会とかボルサ宮とかあります。私は本屋と喫茶店しか行ってない、済まぬ!

ベッドルームの隣はライティングデスクのある小部屋になっていて(写真撮り忘れ)その続きがバスルーム。小部屋からメインルームを見るとこんな感じ。バスルームはちゃんとバスタブ付き(こだわり)お湯も充分出る。

血眼になって検索したけどポルトガルはバスタブがない方が一般的なので、サンドラさんの家は本当に私にあつらえたようでした。空港からも地下鉄で一本、長距離バスのターミナルも徒歩圏内、同程度のグレードのホテルよりはるかに安い。
もう、ここ以外に選択肢は無いね。夜は怖いけどね。何なら鍵も開かないけどね。

タオルやシーツ、スリッパなんかもとっても肌触りがよかった。ベッドの寝心地はポルトガルで最高だった。下手な4星ホテルよりずっといい🌟🌟🌟🌟

こんなちょっとしたセンスも光る✨

さて、夜が明けたので探検です🥾🥾🥾

爽やかな朝の日差し…ですが、この日は横殴りの雨🌧☔️
この日以外はお天気に恵まれました☀️この時期は雨が多いはずなのでラッキー。
ちなみに湿度は常に80%以上はあって、なんだかすこぶる肌の調子が良かった。携帯用加湿器を持っていったんだけど全然必要なかった。寒いのに湿度が高いって不思議!

ここは2階の廊下。天井が高いのがお分かりいただけるだろうか。
このライトがセンサー式で、夜に突然消えるのでほんと怖かった!勘弁してくれ。

磨き抜かれた手すり。1階に降ります。

清潔で使いやすそうなキッチン🍽食器やカトラリーも一通り揃ってます。

シリアルなんかも。

コーヒーやワインも🍷☕️👀✨

ジャムやナッツ類も!

インスタントがだめな方はコーヒーマシンも!

棚やテーブルも豊富にあって見た目より広くとても使いやすい✨✨✨
あと、びっくりするほど清潔。ほこりひとつない!

勝手口は中庭に続いていて、お天気が良ければテラスのテーブルでいただける。

センスがいい🍀🍀🍀

あまり時間もなかったので、日本から持ってきたインスタントスープと、キッチンからシリアルとコーヒーをいただいて簡単な朝食☕️🥐

内側から玄関を見るとこんな🥾👀 1階がすでに2階分の高さにある。

さりげない場所にもセンスが光る…

じっくり読んでいる暇なんてなかったけど雑誌類もたくさん!

雨、止まないね〜😣😣😣

今度は3階部分へ。屋根裏ですが、屋根裏部屋と言うにはあまりにも…

センスがいい!広い!居心地がいい!

カーテンでテントのように仕切られた場所があって、秘密基地みたいな雰囲気。
グループでワイワイ泊まって、眠りたい人はここで眠る、みたいな使い方ができそう。
屋根裏なので端に行くほど天井が低い。窓の位置が低い。でも明るさは充分。

私の泊まっていたメインルームには鍵付きのドアがありましたが、私は自由に屋根裏部屋に行けてしまったので、グループが複数被った場合はどうするんだろうか…🤔


この日は長距離バスに 1時間ちょっと揺られてコインブラに行きます。
街ごと世界遺産の大学都市で、コインブラ大学はヨーロッパでも最古の大学の1つ。
私のお目当ては、

世界で最も美しい図書館の名を持つジョアニナ図書館。
(凪さんは本屋とか図書館とかが大好きです。ロマンとファンタジーが詰まってる!)

 20分ほどのツアーで引率されながら見学。残念ながら内部は写真撮影不可です…
こっそり撮ってやろうかと思ったけど監視が厳しくて無理だった。
エマ・ワトソンちゃん主演の「美女と野獣」に出てくる図書館はここがモデルだそう。帰りの飛行機でたまたま見れたけど確かにそっくり。

ここは本館ではない、まだ撮影オッケーの場所。メインの図書館はこれとは全然違う豪華絢爛で威厳のある感じです。

昔は明かりもないからこんなところで読んだんだろうなー

不勉強でよくわからなかったけど、どうやらここはかなり強い自治権が認められた都市らしく、独自に法を執行する権限があったよう。建物はかなり堅牢な造りで、大学と言うより城塞都市みたい。そしてどうやら防衛のために知識を集積したらしい。

Lusiadae, hanc vobis sapientia condiditarcem,
Ductores libri;
miles et arma labor.

写真不可だったので慌ててメモったから間違えてるかもしれないけど、コインブラ大学のモットー?らしい(ラテン語)。どうもざっくり「知恵は武器だ」みたいなことを言ってるみたい。いいね、好き。

哲学の回廊。

この日は日曜日だったので伝統的な黒マントを着た学生さんにも会えず、とぼとぼと坂を降りてホテルへ向かう。と、その途中に喫茶店を発見。寒かったので一息入れる。
ポルトガル名物、カスタードのタルトとカフェオレ。これで€2。やっす🥧💡🌟
パステル デ ナタと言ってポルトガルではどこでも見かける(何なら朝食にも出てくる)ひと口サイズのタルトです。疲れた体にちょうどいい甘さ。

私はカフェオレ一択だけど、あちらの人はほとんどエスプレッソでしたね。一度うっかりコーヒーを頼んだら煎じ薬みたいなエスプレッソが出てきたので、向こうではカフェと言えばエスプレッソ。ご注意を。

店主のおじいちゃんがやる気のないアンソニー・ホプキンスみたいな感じで、店の奥に引っ込んだままテレビ見てて、場末のお茶屋さんーて感じが私はいたく気に入りました。しかもおいしい!しかも忘れ物したら無愛想に届けてくれた。優しい!

喫茶店の目の前に小さな教会があったので、ふらりと入ってみます。

ほとんど人もいなくてとても小さな教会なので、観光の価値があるかわからなかったのですが、

こじんまりとした回廊がとても素敵で、その向こうにコインブラ大学の時計塔がチラッと見える。私の見間違いでなければ大学側の廻廊の石壁に小さな抜け穴のようなものがあって、もしかしたら非常時には隠し通路として使われたのかもしれない。

大学都市に似合わぬ堅牢さとキナ臭ささが印象に残った場所でした⚔️⚔️⚔️

アラブ人に支配された歴史もある?らしくて、当時のアラベスクの一部が残る。

大学は丘の上にあり、円を描くようにぐるぐると坂道がある(そんな構造も城塞都市って感じ)ので、私にしては珍しく方角を見失いました。ホテルまでの道を迷う。
さまよい歩きながら思わぬ景色を見つけるのも楽しいよね。

今日のお宿はメインストリート沿いにあるB&B。かなり賑やかな場所に立つのですが、夜になればとても静か。どこからともなくファドの声が聞こえてくる。
ファドっていうのはポルトガルの民族音楽で、運命って意味だそうです。哀愁漂う感じ。私はロマのフラメンコを思い出した。ポルトガル版演歌みたいなものかな?

昨日とは打って変わってスタイリッシュで実用的な内装。でも所々にアンティークがあったりセンスがいい。適度な広さで使い勝手が良く居心地が良い。ちなみにこの椅子はコルクでできていますが、コルクもポルトガルの特産。

ワインと水がサービス。スナック付き。残念ながら私は飲めない…!!!

窓の外はこんな風。開けるとうるさい。防音がしっかりしてるみたいで閉めれば静か。

夜になるとこんな仕上がり🌛この景色を気にいってここに決めたのです。

お腹が空いてきたので家主さんオススメのレストランに行きますが
(日曜日だったせいか若干シャッター通り)

なんとお休みだったので( Googleマップで確認しても営業時間外だった。家主さん割といい加減)、適当に開いてるお店に入るも

絶妙に美味しくない…(これはタラのフリット)

ボリュームだけはある。例によって半分も食べれない。

ちょっと残念な気持ちで帰る。観光地だと言うのに日曜は閉店。日本と逆だね。
やっぱりレストランてお店の入りやすさと味は反比例する気がする。ここも人が多くて清潔感があって明るくて入りやすかったんだけどなぁー

…と、ここで画像のアップロード制限にかかってしまったので続きは明日…