終わったよおおおおおおおおおおおおお2016/08/05

ああもう・・・原稿の締切日とコミケの搬入締め切りと人生の審判が重なって死にそうだった。
それでもちゃんと入稿したわたしを誰か褒めて。
・・・いや、いい。わたしがんばった。えらいよわたし(自給自足)

【 Frozen*Fractal 】 夏の新刊、出来ました。満を持してこのタイトル。

真実と断罪のマギコンビ。龍ジュ前提ですがシンジュとシアンコンビの掛け合いも多めです。本当は表紙に覇王を描かなきゃいけないくらい本文もシンジュなんだけど、あのひとカラーで描くとこの田園風景ぶち壊しなので省略しました。ごめん。

わたしはねえ・・・ジュダルが覇王を忘れたり執着をなくしたりするとは思えないのですよ。だからマギコンビを描こうが龍ジュを描こうが必ずベースにシンジュはあるんです。ごめん。


ココには書けないけど、いま人生で一番の賭けに出ていて、私生活が真実と断罪の迷宮です。
言えるもんなら言いたいんだけど、身バレなしに言える内容じゃなくて、身バレ出来る人にも気軽に言えるような状況じゃなくてほんと自分でもびびってる。堕転オフの余韻に浸ってた頃は、こんなB級ドラマみたいなことが私の人生に起こるなんて思わなかったよ。こんな状況でよく原稿終わったと思うよ。

実は私、5~6月ごろ、ずっと抑鬱状態だったんです。ジュダル不足のせいなのか何なのか実のところ自分でも理由はよく分からないんだけど、とにかく何をやっても虚しくてつまらなくて、ずっとこのままだったらどうしよう・・・って不安に思っていたのよね。
それが迷宮や堕転アフターあたりで少し元気になって来て、でもやっぱりなんとなく生きるのしんどいみたいな気持ちがあったんだけど。

B級ドラマのせいでそんな感傷は吹っ飛んだ。怒りと悔しさと不安と恐れと闘争心で常にストレスホルモンにさらされてて、けっして楽しい毎日じゃないけど少なくとも生きてるって実感はすごくある。
ランナーズハイってこんな感じかもしれない。ストレスのただなかにいるときに人生の意味なんて考えてる余裕はない。でも今わたしすごく生きてるって気がする。

--------------- ってとこまで書いて、またしても急展開(笑)。ああ・・・どこまで続くの。

今日中には何とかサンプルを2016/08/07

人生の大博打にかまけていたので、夏コミのことがスッカリ頭から抜けています。
いや本来コレが正しいんだけど。現実のことに現実を投入するべきなんだけど、腐女子的には夏コミの方が現実だよね。

ここ数日でまた状況が変わり、今は少し楽観的になっているので体調も落ち着いてきた。
今回のストレスのせいで、ここしばらく減っていた眠剤も、以前の倍を使わないと眠れないくらい不眠も悪化してたんですよ。原稿中だったしね。でもそれも一過性で済んだみたい。

パニクッてたときの自分の思考や感情がうろ覚えなのですが、家族の話を聞くと意外と早く立ち直ってたらしいです。一日くらいで。えー・・・?確実にレジリエンスは高まっているらしい。

レジリエンスって言葉が好きです。ただの忍耐力とも回復力とも違う、日本語にはない響き。
ボランティア、も同じなんですってね?奉仕活動ってのは正確な和訳じゃないんだそうで。
レジリエンスって言葉がボランティアなみに広まればいいのに。あとアサーション

今回の私の一件はね、元々の大元を辿れば、アサーティブにモノを言える人間とそうでない人間の断絶がある。私は後者の人たちから妬まれたり裏切られたりハメられたりしたってわけ。
でも、私はやっぱり自分が間違っていたとは思えない。反省してないわけじゃなくて吐くほど反省した後で、それでもやっぱりそう言うよ。
上野千鶴子風に言うと、オトコに媚を売るオンナとそこから降りたオンナ、ともいえる。私の場合、男女の区別はないけどね。男でも上に媚びるヤツはいるし、女でも媚びない人はいる。そもそも私は降りてない。最初から乗ってないから(笑)

うかうかしてたけど、もう今週末に夏コミじゃーん><。。 あと一週間ないの?!えー?!
入稿と搬入はしたけど、それ以外まったくなんにもしていない。人生がそれどころじゃなかった。
なんとか今日中にサンプル作ってピクシブに置きたいと思います。例によってお手に取って頂くつもりがある方には(今回は特に、特にちゃんと読んでほしい・・・の・・・)サンプル見ないでほしいので、ココには載せないと思います。

真実と断罪のマギコンビ。真実って本当にフラクタル。

お品書きいる・・・?2016/08/07

夏コミ新刊 【Frozen*Fractal】 マギコンビ中心、シンジュ、龍ジュ、シアンコンビ B5/52p

真実と断罪のマギコンビ。相変わらずのカップリング混戦もようですが、もうウチはこういうものだと思ってあきらめてください。カップリング前提の同人とはたぶん少し違うんだよ・・・

閉じられた二人だけの世界に関心がないんだな。だって、それぞれ王がいてこそのマギコンビだし、何らかの決断をして覇王から陛下へと心変わり?したジュダルだし。三角関係や総受け的なものが描きたいわけじゃなく、人間模様を描きたいんです。だって原作がそうなんだから。

まいどお品書きを作るのがかなり精神的な苦行です。既刊がありすぎて恥ずかしいのと、でもやっぱ読んで頂きたいから省略できないよなあ、っていう葛藤とね。毎回対決する。

サンプルは完成しました。ふー!あとはお品書き・・・。
今回、目印ポスターは描いてません。そんな余裕はまったくなかった。でも前回のとか去年のとかを使うと、原作がかなり展開したので時代遅れになっちゃうんだよね。わたし28巻で人生が止まってるんだもん。

そいえば、堕転オフのとき「シアンコンビを描くご予定は?」みたいなこと誰かに聞かれて、とっさに「・・・あります!」って言っちゃったんだよね。でも実はシアンSのシーンを省略しようと思っていた矢先で、踏みとどまったという経緯があります(笑)。
あまりに時間がなくて今回ほんとに削れるところは全部削った。いったん描いたネームが60pを超えたので、コレは無理と思って省略したり圧縮したりする作業にプラス3日かかった。そんなことしてる間に描いちゃった方が良かった気もするけど。だから内容は濃い、はずです。

満を持してこのテーマ。ジュダルファンには是非ご覧頂けたら幸い。

「勝訴」!!!!!!!!2016/08/10

って紙を持って走り回りたい気分ですこんにちわ!別にホントに裁判沙汰になってたわけじゃないんだけど、よくドラマとかでやるあのシーン、分かる気がする。
というわけで、人生の大バクチには見事に勝ちました!!!!!!やった!!!

てか、日本が法治国家なら私が勝たない方がおかしい。だから、世の中が本当にまっとうなのか、それとも無理が通るような理不尽な国なのか、私は本気で試していたの。ちょう本気。

・・・この一連の出来事が、ちょうどシュラバ~〆切~今(夏コミ直前)に起こったって事実が、ほんともう私ってタイミングの悪い女・・・〆切前日に弁護士さんと面談してた
それであの作画クオリティを維持したんだから、まあ相当がんばったんだよ・・・

友人にやっぱり弁護士沙汰になった人がいて経験談を聞いてたこととか、一番身近な同僚は心情的には味方だったとか、もう3度も同じ脅迫に遭っていたから相手のハッタリにすぐに気付けたとか、肝心なときに敵側がお盆休みで動けなかったとか、細かいところで色々ラッキーな点もありました。多少は運もあるかも。

そんなわけで私は失職を回避できたので予定してた?情緒不安定はないですが、私のことだから人生また何が起こるかわからないので、やっぱりあー・・・ってなってたらごめん(笑)
嫌われる勇気を生きていくのは、私自身は自由で楽だけど、その価値が分からない人には面倒でしかないと思う。今回の一件で色んなことを学ばせてもらったよ。それはまた、おいおい。

それでは、夏コミにて。2016/08/11

たぶんコミケ前最後の更新になるので、お会いできる方はよろしくお願いします。

新刊は虎の穴様で開始されていました。>>>コチラ
相変わらずの仕事の速さ。
あとはいつものK-Booksさんと、在庫しだいでまんだらけさんにお願いします。


気持ち的にサッパリしたくて髪をバッサリ切りました。これが断捨離ってやつか!
美容師さんに「うわー睡眠不足とストレス溜まっていますねー」と言われた。なんで頭皮チェックだけでそこまで分かるんだか。日本人の半分は当てはまりそうだけど(笑)
私の身に起きたことを話したら、あるあるですねーって流された。あるあるなの?!?!

私は今回の件で、職場でムリに誰かと親しくなろうとするのはやめた。私のこと苦手なんだろうな、という人とか、この人とは打ち解ける気がしないな、という人とか。そういう人たちに裏切られたんだな。たぶん彼女らは裏切った自覚すらないのね。そこが怖いのよね。

私に「凪ゆすら」の人格があったことは幸いです。私に仕事しかなかったら私は弱いままだったと思う。ライフワークバランス以前に、複数のパーソナリティを持っているって大事だ。凪の私を好きでいてくださる人の存在は確実に私の励みです。

待ちの姿勢でホント申し訳ないけど、このブログを読んで不愉快にならない方なら私自身はうまくやっていけると思うので、気が向かれたらコミケでもどこでも、声をかけて、みて下さい。
待ちの姿勢も変えていかなくちゃなあー・・・

夏コミお疲れ様でしたー!+K-Bookさんで開始+電子版2016/08/13

いやあ、今年は過ごしやすかったですね!一昨年なんか気が遠くなるような暑さでしたが。

新刊お手にとって下さった方々、お声かけて下さいました方々、あと初めましてで机の端から端まで大人買いしてくださった方とかほんともう有難うございました!ご存知のとおりウチは長編が多いので、まとめてお求め頂くと・・・まあとにかく、本当に有難うございました。

年々サークルさんもお客様も減っているのは身に沁みて寂しい事実ですが、不思議と男性読者さんの絶対数は変わらなくて、結果的に今年は一割以上の方が男性でした。えええー?!

あんまり腐女子の自覚がない私としては、これはとても光栄なことなんですが、男性向け要素は皆無なのに何でだろう・・・マイノリティの方なんだろうか。それはそれで光栄なのですが。
ああでも気になる!前に冬コミで確認したら(オマケが女性向けだったので)、5人中4人が「彼女へのプレゼント」でしたけどね(笑)

\今年のハイライト/
あとで落ち合う約束をした方と、よくよく考えたら連絡先も知らないままはぐれてしまい、半ベソかきながらコミケ会場で迷子になっていたら、たまたま共通の知り合いと遭遇して無事合流。
ビッグサイトの広さとコミケの人の多さをご存じない方には、この天文学的確率のすごさが伝わらないと思いますが、まあとにかく奇跡です。
ルフの導きを感じた夏の終わりでした。黒い方のね。


新刊の業者お取り扱いは、K-Bookさんでも開始されています。>>>こちら
まんだらけさんにも少しだけ預かっていただく予定なので、海外の方とかにご利用頂けたらと思います。そいや、「コミケで使える英会話」は本当に使えるよ。「プリーズティカルック!」て言ったら「オー!センキュウ」と即答された。カッコいい(笑)でも、その後のやり取りがヘボい(笑)
あやうく3百円を3千円って言っちゃうとこだった。

次は9月の千夜一夜に参加しようかなーと考えています。今回の新刊がド修羅場だったので秋は少し休みたいので新刊の予定はないですが、本誌の展開しだいで分かりません。
夏コミが終わると夏が終わったって思うよね。私生活も大変だったし、しばらく同人以外で遊びたいなーと思います。

あ、それから、今年やたらと電子書籍化のお誘いを受けたので、鋼の終わりの頃の本も含めて電子版を検討してみます。
本心を言えば、実物の本が売れなくなってしまう心配や(在庫抱えるリスクは分かって)、見開きB4のサイズ感で描いてるものを小っさいスマホで読まれるのは辛い、っていう気持ちから、電子化は踏み切れないでいたんです。が、置き場に困るっていう物理的な問題や隠れ腐女子の方には切実な問題なんだろうなあ、と考え直しました。

ただ、紙媒体を大前提にしているので実物で読んで頂きたい、っていう思いは変わりません。特殊紙+箔押しの本とかね。手触りも含めて本自体を愉しんで頂きたいわけ。だから電子化しても紙の方を読んで頂きたいのは描き手としての偽らざる気持ちです。

電子化に踏み切った場合は、紙の本より多少低めの価格設定にはなります。物理的に存在しない以上、本意ではないのですがやむを得ない。

あそれと、既刊のWEBへの無断転載のご報告を頂きました。私はお金を出して頂いた自作品を無料で再頒布することはまずありません。どんなに古い本でも、それが買って下さった方に対する礼儀だと思うので。なので無断転載には削除依頼をしますし、もしどこぞでお見かけの場合はお知らせくださると幸いです。私の代わりに削除依頼して下さっても構いません。

業務連絡ばかりになってしまったごめんなさい。
とにかくこれで私の夏は終わりました。私生活も落ち着いたし、あそぶぞー!!!!!

太陽と月と八角形は大体マギコンビに見える。2016/08/20

ふだん遊び慣れていないので、いざ遊ぼうと思っても何をどうしたらいいのかよく分からず、とりあえず遊び相手の予定しだいという、相変わらず待ちの姿勢の凪ゆすらです。
取り敢えず「ペット」を観に行って、デパート一周してカフェだけ飲んで帰って来ました(笑)


・・・その帰りに、マギコンビだ!!!と思ってヘアピン▲を衝動買いしたら、お財布の残金が57円と台湾ドルだけだった。あぶねー私。あ、上の鼻ヅラはウチのペットの黒いマギ。
うっかり髪を切ってしまったので、今まで使ってた髪留めとかが使えなくなってしまったので新しく買ってみたんだけど、実用性がなさすぎることに今気付いた。

つい先日、人生の大バクチに無事勝った私ですが、ここには結果だけしか書いてないけど戦いの真っ最中は毎日いろいろ動揺してて、ある日なんかサンデー買って帰るはずが、なぜか家に帰ってよくみたら「ジキル博士とハイド氏」 が手元にあってね。
動揺の激しさが伝わるでしょうか?伝わらないか。イマイチ伝わりませんね。

仕方ないので今読んでます(笑)いちおう名作と名高い作品だからね。
新潮文庫の期間限定の装丁だったのでウッカリ買ってしまったんですが、女子は好きだよね?期間限定って響き。ねえ好きだよね?
他の作品は、例えば「銀河鉄道の夜」は濃い紫に金の箔押し、とか、見た目にもきれいで美しい装丁なんだけど、この本だけ目に毒々しい赤に緑の箔押しというギラッギラの補色で、明らかに美しくない配色なんだけど、それがまた内容と合ってて目を引くんだな。

なんつーか、私これでも人物の人となりについては見る目がある方だと自負していたけど、博打を吹っ掛けられたその日は、ジキルだと思っていた人がハイドだった!っていうショックを受けて、あまりのショックに呆然としたよ。失職したショックより正直そっちの方が大きかった。
私もまだまだ未熟だわ。