そんなわけで2016/11/03

またひとつ歳をとってしまったわ。あーあ・・・
あ!!!冬コミ受かりました!!! 金曜日の東7、tの30aです。おお!新館か!
▼何色が正解なんでしょうか。何も考えないとジュダルは赤を使っちゃうんだ、わたし。

本誌があれなので久しぶりにツイッタにログインしてます。
わたしブログ更新するよりツイッタの投稿ボタン押す方が気合が要るんだ
よ。
いまだに気軽に呟けないので、夜中とか昼間とかに人目を偲んで?こっそり呟いてる。
だから、時差で「いいね」ボタンとか押してもらえるとすごくじわっと嬉しいです。

当初はもうちょっと考察とかも呟く予定だったんだけど、どうも私は漫画を描きながら、というか漫画を描くために考察しているところがあって、考察の内容は同人誌で表現したいみたい。
なので感想・・・というか最近は「ありがとう」しか言ってません。その程度のことしか言ってませんので非ユーザーの方は無理して読むほどのことはないです。

プライベートがいろいろ大変なので正直いま原稿どころじゃないんですけど、何とかしたいと思います。時間的に今回は長い本は無理です自分が一番かなしい。
というか予定していたネタが覇王の所為で描けなくなったんだよ!お前ほんっとしぶといな!
覇王を死んだことにしていいなら描けることはあるんだがな!

あといつか描こうと思っていたウーゴ君のお話があったのだけど、本誌で本人がまったく同じセリフを言ってしまったので没になった。前もこんなことがあったな。シェーラさんの時だわ。わたしマギコンビに関しては夢がありすぎて迷走しちゃうんだけど、それ以外でそこそこ好きなキャラに関しては派手に予想を外すことはあんまりない気がする。

そろそろ原稿に取り掛からなきゃ。2016/11/04

・・・いけないんだけど、本誌のこの状況で・・・この・・・こんの状況で・・・
・・・描 け な い
VITAL*SONGS、マギサークル始めてから最大の危機です。どうしよう、何描こう。
コミケに新刊ない、なんて自体だけは避けたい。


ひっさしぶりにお絵描きしたら、お絵描きの愉しさを思い出したよ。
わたしペン入れが一番嫌いで苦手なので、実はラフより先の工程はほとんど苦痛なんだけど。

よくペン入れ好きだと勘違いされるんですけどね。なんでだろうね。
てゆうか、わたし漫画の工程も好きな時間はあんまりないな・・・ネーム・・・が好き・・・で

いまだにラクガキとか出来ないです。ただの下描きになっちゃうのよね。
ラクガキを楽しめる絵描きさんが羨ましいです。わたし本質的に絵描きじゃないんだな。

瀬戸内トリエンナーレ!2016/11/05

今のうちに旅ログ書いて置こうと思います。原稿に突入したら何も出来ないので!

まず瀬戸内は豊島、小豆島の隣の小さな島に。ここも緩やかな棚田が広がる。
残念ながら小雨の一日だったのですが、おかげで豊島美術館は晴れの日には見れない趣がありました。豊島美術館は撮影不可なので、サイトを参考までに>>>豊島美術館

休耕田となって手入れがされず、崩れて自然に帰りつつある棚田もまた美しい。
・・・と言ったのは漆原友紀だった(蟲師)

薄い石を斜めに積んだ石塀が独特。

トレッキングというにはかなりハードな山登りを続けた先に、「森のささやき」。参加型アート。
チリンというより、シリン・・・シリン・・・というような、ホントにかそけき囁きみたいな音が響く。

たくさん歩いたので疲れた!ごはん!

翌日は小豆島。ここにも棚田群があって、そのなかにひっそりとあるのが「オリーブの夢」。
行ってみて知ったことですが映画「八日目の蝉」のロケ地でした。

オリーブの夢って言うより

私には繭の夢に見えたんだけど。まゆだろうコレ、イヤどう見ても。

なんというか、疲れた足にはハードな青竹踏みみたいなアートでした。
ヒールなんかで入ったら歩けないよ。あと、「すき間から物を落とされても拾えません」と受付嬢さんにニッコリ言われました。拾えません(ニコッ)

反対側の山の斜面を登っていくと、途中こんな動物除けの鉄柵があって、「開けたら閉めて」って書いてある。開けちゃダメとは書いてない。こちら側にはまったく人影がない。

まだ稲刈りが済んでない田と、済んだ田と、休耕田になって荒れた田。

わたし、今回撮った写真の半分が棚田だった(笑)

ジュダルいねえなあ~・・・(泣)

ほんのり夕焼けに染まる山際。
行ってみて分かったんだけど、てか考えてみたら当たり前なんだけど、山に囲まれた地で夕焼けは見れない。夕焼けになる前に山に沈むから。。。

だからこれは、設定を調整してかなり無理矢理撮った一枚です。

あっと言う間に瀬戸は日暮れて夕波小波。

瀬戸内トリエンナーレ2!2016/11/05

翌日は、さわやかに晴れ、旅日和(たしか北海道の時もそんなだったような・・・)

トリエンナーレは瀬戸内に散らばった諸島で行われるので、どの島に行くにも船に乗らないといけない。そして一日数本っていう島もあるのでかなりスリリング。
小豆島でバスに乗り遅れた私は、計画を練り直すあいだパニックに陥った(^^;)


最終日は女木島&男木島。私のお勧めはこの二つの小さな島。歩いて廻れる広さの島内に、ほどよくアートと自然と古民家カフェが混ざり合ってて、なんというか丁度いい。
廃校になった小学校。

・・・の中にある、大変アヴァンギャルドなアート。

こんな町並みの中を歩いて行くと、

蔵?として使われていた小屋の中にアート。タイトル「均衡」

外から見るとこんな。

こういう急な階段とか、好き。

ランチ~!

レアンドロ・エルリッヒ「不在の存在」というアートに併設されているカフェ。
不在の存在。ジュダル・センチメンタルジャーニー中の私にとって、このタイトルは刺さる。

裏路地フェチなんです。

これ不思議光景。おうちの門がゴツイ石造りになっていて、門の上が石段になっていて家の屋根に続いている・・・不思議・・・


ズーム。
・・・なぜかボートが石塀の上に乗っているシュール。

瀬戸内トリエンナーレ(ラスト)!2016/11/05

再び船に乗りまして、男木島に向かいます。
行ってみて思ったんだけど、瀬戸内海って地図には載ってない小さな島がいっぱいある?
この、船に乗れるだけの人数、ってのがトリエンナーレのアートには必要みたい。

途中、足踏みミシンのある、なんか懐かしい感じの古民家~!
古いおうちの隙間から見える瀬戸内の海がきれい。

タイトル「カレードスコープ・ブラック&ホワイト」
入り口で、自分の影が出迎える。ブラック・アンド・ホワイトのわたし。ん?マギコンビ??

で、作品と同じデザインの服を選んで中に入る仕組みの参加型アート。
自分が模様の一部になったみたいで面白い!

途中、こんな感じのカフェ。

なんかキラキラしたものがぶら下がっててキレイ。

一服したかったけど時間がないので先を急ぎました。
男木島はこんなカフェがいっぱいあって、他の島よりくつろげそうなのがステキ。
のんびり島の時間を体感するのが一番贅沢なアートだと思う。

路地裏フェチ。

あれっ?なんかコレ見たことある?! ・・・って方は、

一年半前からブログ見て下さってありがとう。

箱根の彫刻の森美術館で一目惚れした「アキノリウム」
風で動く、楽器みたいな虫みたいな不思議アート。一家に一台ほしい感じ。
頑張れば自分でもひとつくらい作れないかなあ・・・

音もとてもステキなの。箱根で企画展示をした際のサイトもどうぞ>>>こちら
動いている様子を影絵でプロジェクトしてる。これは録画したものだけどね。

船の時間が迫っていたので、あわてて期間限定・桃のソフトクリームを買い(ジュダルー!)

パシャッ! と、これ一枚を撮った直後にカメラが死にました(笑)

あとで新聞で読んだんだけど、トリエンナーレを手がけたアートディレクターさんは、本当に良い景色のなかには作品を配置しないのだそうで。良い景色をつなぐように作品を配置する。だから作品を見に行く途中の景色も大事なアートってわけ。

小豆島では鉄柵の向こうまで棚田を登っている人はほとんどいなかった(私くらいしか)。
棚田の一番低いところに作品があって、そこを見たらみんな次のアートを目指しちゃう。
今回の旅の目的が「夕陽の棚田にジュダルを探しに行く」じゃなかったら、私も見逃していたかもしれないステキ景色がいっぱいありました。

恐らくトリエンナーレの本当の目的はアートではなく島そのものにあるので、3年後行かれる方は「フリーパスの元を取ろう」なんて頑張らずに、アートも景色も空気も全部たのしむつもりで行くと良いと思います!

わたしはこの3日後に本誌でジュダルに逢えたので、目的は果たせました(笑)
おそまつ!

原稿に入りました!2016/11/16

先週やっとネームが終わったので、今週から本格的に原稿に突入です。
ページ数を数えたらめまいがして来たので、今からラストスパート気味です。
おかげで今日の本誌まだ読めてません。


わたし、シンドバッドの冒険はコミックス派なのでジュダルが出てること知らなかったんですよねー。「ジュダル出てたよ」って言われて知ったんですけど、例によってスマホじゃないのでバックナンバーも読めないし。

で、今描いてる原稿的に確認できないのはとっても気がかりなんですけど、うちの読者さんで熱心なシン冒険ファンは少数派だろうと踏んで、シン冒険は無視して描きたいと思います。
シン冒険リアルタイムで見ている方は、見なかったことにしてウチの新刊読んでください。
・・・ごめん。

つまり、今回の新刊はシンジュです。
でも・・・えっと、言っちゃっていいのかな、いや言わないと詐欺だよな。
ジュダルが覇王と決別するお話です。ジュダル本人が4年も前にサヨナラを言っているのに、私がその決意を理解できないまま今日まで来ました。でも多分もうこの決意は覆らないのだろうと、ようやく覚悟を決めました。この覚悟を決めるのに4年かかっちまったよ。

私のことだからアラジンと白龍ももれなく付いて来ます。例によってどこに需要があるのか分からない本でごめんなさい。ほんとはこういうカップリングがあいまいな本は描かない方が良いんだろうな、っていうのは分かってるんだ。でも無視できないんだもん。

で、今回はここぞとばかりジュダルをいっぱい描きました(ネーム段階)!
カップリング本というよりジュダル本として読んでいただければ嬉しいです。で、ジュダルが笑ってるシーンを意識していっぱい描いた。ジュダルには笑っていて、ほし い  の。
ジュダルの魅力をいっぱい詰め込んだ一冊になります。わたし、ジュダルは珍しく外見にも惚れたキャラなんですけど、その見た目の魅力も思う存分描きたいと思います!

あ!丁寧なBDメッセージ下さったMさん!ありがとうございます!とても嬉しく拝読しました!お返事が出来ませんが、本当に励みになりました。ありがとうございました!

31巻特典をやっと手に入れたんです。2016/11/23

もうやだあの本屋さん。特典手に入れ損ねて取り置きお願いするの、もうこれで5回目くらいだよ。顔覚えられてるよ。

・・・でね!今描いてる原稿でね、こんなセリフを書いちゃったので!一瞬ヒヤッとしたね!

良かった!合ってた!

冒頭はこんなですが今回の本文、6~7割はシンジュですごめん。
いやシンジュと言っていいのかなこれは・・・。

ちょっと前まで「どうしよう何描こう」って言ってたけど、いざ描き始めると長いんだよね私は。
間に合うかどうか恐ろしくてまだ締め切り確認してない。いざとなったら有給ぜんぶ突っ込む。

31巻オマケでわたしはまた、しばらく生き延びられます。大高先生は延命が上手い。
本気で雪合戦するマギコンビいいなあ。こういう境地に至ったということが私は感慨深いよ。
ダーツの旅コンビを描きたくてうずうずしているけど、今はおとなしく原稿します。

ジュダルが首からぶら下げているものが気になります。水魔法が得意のアイツが水筒持ち歩くわけがないし、ヤツは基本、旅は現地調達だと思うんだよね。どこでも寝られるから寝袋も毛布も要らない。でも寝ている間にお腹冷やすからアラジンがそっとかけてあげる・・・
待ってこのネタで本が一冊描ける。

本誌の展開がまたアルマトランになってるけど、わたしはこういうとき、もう無理に理解しようとするのは辞める。たぶん4、5年くらい経ったら「ああ・・・そうか」って腑に落ちる日が来るんだと思う。12巻が今ごろ腑に落ちたみたいに。