マギ読んだよ2012/08/01

▼ジブリ美術館のおみやげ貰った このエンブレム、「三鷹の森」って読むの?

マギ読んでます。ていうか最新刊(13?)まで読んだよ。
もともと中東文化圏は大好きなので、舞台設定だけでも私は美味しく読めます。

でも最初に4冊分買っておいて正解だった。最初の2巻を読んだときは正直つまらなくて「どうしよう」って思った(ごめん)。あまりに予定調和すぎる。都合良すぎる。
巻が進むに連れて引き込まれていくものの、「このオチ、もうちょっと面白く出来そうなのになぁ」っていうのが多い。演出が苦手なのかな。キャラ設定は魅力あるのに「え、そこナレーションで説明しちゃうんだ?」とか。でも応援したくなる魅力がある。

あと美形と女の子の描き分けはイマイチだけど、表情の描き分けが巧いなあ。
絵柄としては好みのタイプというわけじゃないんだけど、笑いながら戸惑ったりとか泣きながら怒ったり、みたいな微妙なニュアンスが巧いのね。そこは好き。

最初ジュダルさんが出てきたときは「こんな人どっかで見たことあ」ってなった。どこでだったかしばらく思い出せなくて。ムダに露出の多いコス、やたら邪悪そうなオーラ、えげつない性格。5巻裏表紙の白黒マギを見て分かりました(笑)。嫉妬さんか!


今のとこ私のお気に入りは白マギ・黒マギと、西の王子・東の皇子(分かりやすい)

白マギ→可愛い顔して喰えない性格がいいー。私が描いたら間違いなくセリム様になる。きっと堕転したらぞるぞるが使えるようになる。3世紀くらい生きてそうだし。
黒マギ→この人が堕転した原因が読みたい。てか描きたい。なんだかんだシンドバット一途なとこも可愛い。あと、おさげの構造について知りたい。何か詰まってんの?
西の王子→全体的なバランスの良さ。王子様なのにスラム育ちと言う反則設定。正直いえば虎王さまを思い出すんだよな・・・虎王も中東風コスだったし。
東の皇子→バランスの悪さが良い(笑)明日にでも堕転しそうなあやうさがたまらん。真面目な性格で「流れ作業」とか言っちゃうあたりが大好きだ。オッドアイ気になる。


周囲で黒子のバスケにハマる人が多いなか、マギを全巻揃えてしまった・・・
王道ファンタジーで中世アラビアンで白黒天使がテーマと聞いたら俺得すぎる。
この漫画、「第~話」ってなるところが「第~夜」なんだけど、本当に千一夜で終わったら凄いね。

アラビアンナイトってタイトルだけ知ってるけど具体的にどんな話か思い出せない、ってのが多いじゃないですか。なので図書館に用があったついでにアラビアンナイトを調べてみたけど手が出せなかった。さすが千夜一夜・・・。今年中には読み終わらない。それに訳者によって版がいくつもあったりして奥が深い。てか、ややこしい。

この機会にずっと迷っていたペルシャ絨毯を買っちゃいそうだ(笑)。インテリアはひとつ間違えると方向性が迷子になるから決心がつかなくてなぁ。いい加減、この殺風景な部屋に飽きてきた。

壮大な物語ほど序章が難しい2012/08/04

▼ 黒マギさん落描き。てか模写描き。てか腹筋の練習。

今のとこカップリングどうこう考えずに漫画を楽しんでいますがジュダルさんのあの艶気は絵心をそそる。腹筋も良いが背後アングルからの腰のラインがえろい。一見どSだけど隠し切れないMッ気を感じるのは私だけではあるまい。好きな相手に戦争吹っかけちゃうところが大好きだ。
アラジン堕転しろとか白龍堕転しろとか考えながら読んでるのはきっと正統派。

このマンガ読もうと思った理由はピクシブで好きな絵師さんがこぞって描いてたから。
「あ、この人の絵好きだな」って思ったら、とりあえずすべての作品を見るじゃないですか。そうすると高頻度でマギ絵に遭遇する。好みの近い人が好きな作品なら私も好きになるだろうと思った。案の定でした。

いま一巻目から読み返してるところなんですが、壮大な物語ほど序盤が難しいなぁ、とつくづく思う。13巻まで読んだ今なら1~2巻は「キャラと舞台設定の解説巻」だということが分かる。つまらないとも思わない。でも、初読の時はたしかに面白くなかったんだよ(←これは公然の事実らしいので)
作者にとっては一年前から温めてた壮大な物語で、どこからどう説明したら分かりやすいか考えて、あちこち伏線を張りめぐらして、っていう序章に過ぎない。けど読み手にとっては取っ掛かりが面白くなければ先を読もうとは思わないし。

同じことはワンピースでも思った。エースが死ぬシーン、実は初読の時は唐突すぎて何の感慨もなかった。「え、ここで死んじゃうんだ?」って。エースの死んだ意味とかD兄弟の魅力とかが分かってくるのはエースの死後、過去編になってから。尾田先生は「エースが死ぬのは10年前から決まっていて、描いてる時は当たり前すぎて感慨がなかった」みたいなことを仰ってる。たぶん、描いてる当人に情感がなければ読んでるこっちも情感が湧かないのだろう。その意味では、よく泣きながらネーム描く私は正しいのかもしれない(笑)私が泣いてるとこで読み手の方も泣いて下さったので。

振り返って。鋼にハマッたのはアニメだったけど序盤からものすごく面白くて「何だこりゃ」って思ったのを覚えてる。巻が進むに連れて少しずつ物語が深く広くなってゆき、それにつれて謎もどんどん深まっていく。あの魅せ方は本当に天才的だったんだな。
と、今ならよく分かる。シンプルだけど奥深く、伏線はあっても複雑じゃない。あの世界観は本当に素晴らしかった。

ごめん私はどこまでも鋼ファンだから、好きなものはつい比較して考えてしまう。

パソコンを掃除中2012/08/04

▼何か出て来たー。以前ブログで使ってたっけ?(自分でも思い出せない)
ムダに透過済み(笑)たぶんアバター作成ツールを使って手直ししたものと思われる。


パソコンを掃除しているとよく見つけるのが、ネタにしようと思っていた走り書きのテキストメモ。そのままブログとかに晒せるレベルじゃないので(ホントに唐突にアルのセリフで始まったりする)、手近なフォルダに入れて、そのまま忘れ去られてしまったもの。
いまさら~な内容も多いので漫画にする気も起きないし、5割近い確率でエロなので(笑)読むのも恥ずかしく捨てられないまま、そっ…とフォルダに戻すのでありました。

掃除と言えば、去年秋の片づけ祭りで汚部屋状態は抜け出したものの、もともと掃除を定期的にする習慣がなかった私。どうにかしなきゃと思ってハンディ・クリーナーを購入してから、比較的キレイな部屋を保つことに成功している。いや、原稿がないのが一番大きな理由かもしれないけど!

ハンディと言っても普通の掃除機を一回り小さくしたくらいの大きさで吸引力もさほど変わらないし、その上コードレスなので扱いが格段にラク。けっこう良いお値段したけど重い掃除機を運んできてコードを引っ張って、っていう一手間がないと、本当ラクです。

なにより、夏に良く出るアイツもサッと取り出して吸い込めるので、武器になる!

予想通り2012/08/05

私が描くとイメチェンしたセリム様にしかならない。
最初のマギ絵が堕転アラジンというあたりがもうなんだか私らしい。


・・・この、堕転と救済とか、罪悪と浄化とか、光と影とか、陰と陽とか、そういうテーマが大好きなんだ。そういうものが描けるのがファンタジーの良さだと思うんだ。
ファンタジーっていうのはメタファーだから。魅力あるファンタジーっていうのは確かなリアリティがあるから。だから私はファンタジーが好き。単純にファンタジックな絵が好きというのもある。

あと、ルフの形状を鳥にしたのは大高先生のセンスの良さを感じる。
鋼で、錬成途中の物がレンガ状?モザイク情?に表現されていたのもセンスを感じる。
実際にはないものをどう表現するかってセンスが求められる。私にはないセンス。

ルフブラシを作ってみた2012/08/05

私がいつも原稿に使っているのは、CGの世界では既に化石のようなソフトであるPainter6です。ものすごく使いにくいし、しょっちゅう強制終了して原稿を白紙にされたりなどなど、問題の多いソフトなんですが。

で、使い続けてかれこれ10年以上になるわけですが、暇な時にしかツールの研究をしないので便利な機能があっても使いこなせないまま。
久々に解説書片手にウンウンうなりつつ、ルフブラシを作ってみた。わー出来た!
こういう便利機能はSAIにはないんだよねえ。ちなみにフォトショでも出来ると思いますが私のバージョンはフォトショも6.0なので使えない・・・


かーんせーい。これを描いてたときはまだブラシを作ってなくて、ピクシブで配布されてたものを利用させてもらった。
私が描くとセリム様とエンヴィーさんでしかない。

最近イラスト一枚ちゃんと完成させる集中力が落ちていたので、「とにかく終わらせる」を目標に週末ごりごり描いてた。暑い日は家でゴロゴロお絵描きするに限るね。

この二人が好きと言うよりこのテーマが好きなんだと思う2012/08/05

「またキミを救えなかった」

あらゆるジャンルで必ず一度は描くピエタ。
しかし・・・マギコンビでやるとなんか聖書的に混乱した絵になる。

こう・・・神聖なるものの黒い部分とか、暗黒なるものの清浄さとか、そのふたつが相まみえることとか、そういうテーマがすっごい好きなんだな昔から。
エドの罪とか、プライドの愛とか、そういうね・・・

夏コミお疲れさまでしたー!2012/08/12

今夏、一般で参加してきました!
実は私、まったく買い専でコミケに行くのは・・・人生初だったり、しま す
なのですっごい緊張した。居場所がなくて落ち着かないし、いたたまれぬ。

コミケには自分が売るか人の売り子かで行くことばかりだったので、まったくスペースの内側に入らないというのは恐らく初めてで、なんか新しい発見でした。一度にこんなに本を買ったのも初めてだ・・・万単位で使っちゃった!スペースがあると色々気がかりで買い物に集中できないんですよ。チェックしてたとこだけ買って、もう戻らなきゃ、ってなる。当日までに体力使い果たしてるから、そもそも買い物する気力がない。

今回お目当てがあって行ったのですが色々あって会場に着いたのが昼過ぎで、目当てのものが手に入らなくて凹んでいたんです。でもスペースという居場所がないと歩き回る他なく、フト目に入ったり手に取ったりしてしまうと買っちゃいますね^^ うわあ買いすぎちゃったと我に返りながらも、同人誌って一期一会だからこの機会を逃したら手に入らない本もあると思うとつい買っちゃう。これからゆっくり読むぞー

あと、どうしてもスケブをお願いしたい絵師さんがいて、新しいスケブと差し入れを用意して行ったけど(人数オーバーで)受けて貰えず哀しくて、あー私が断ってしまった方も同じ思いを味わわせてしまったのだろうかとか、色々思ったり。今更ですが。
鋼は一時期イベントのたびに大パニックになっていた頃があって、テンパって言葉遣いや対応がゆき届かなかったといつも後悔してました。そんな、もろもろ買い手側として冷静に見ていて思うことあれこれ。感じの良い対応と声をかけづらい方の違いってなんだろう、とか。今ならもっと、的確な対応が出来るのにな。

ご挨拶やら買い物やらをひととおり済ませ、アフターでご一緒するYさんの撤収を待つあいだ、ゲート付近のベンチでボーッと人ごみを眺めていました(本は家でゆっくり読みたい派)。イベントはふつーに女の子が可愛いしコスプレ見るのも好きで。

マギレイヤーさんは多かったな。それで気付いたんだけどマギはすごくコスプレ映えするジャンルだねえ。鋼はコスプレとしては割りと地味めなので、それと比べると格段に華やか。こう・・・全体的にバランスが良い。ひらひらふわふわして面積?が多いし、模様が凝ってたり金属と布地の配分とか、カラフルだけど皆が集まると統一性があるとか。煌国組の迫力すごかったわあ。マギコンビの腰は目の毒だった。いや保養!

実は、西から東への移動でジュダルさんがずっと前を歩いていて(笑)もうもう腹とか腰とか背中とか気になるわけですよ。え、コミケって露出規制こんなにゆるいんだ?とびっくりしつつ最初はコソコソ控えめにチラ見してたけど我慢できなくなってきて気付いたらガン見。西からずっとストーカーされたジュダルさんごめんなさい犯人は私。


で、アフターはYさんとウロボロス・オフ再び(笑)今回もお誘いくださって有難うございました!ご本なども有難うございました。ブラッドレイ家はブリーフ派なんですね!(←感想)(ちょっと、期待しちゃったじゃない・・・)今夏で最後の参加であるYさんと「描きたいことは描き尽くしたねえ、9年間楽しかったねえ」と振り返りつつ、ぐいぐい食べては語り。最後の参加を無事心残りなく終えられ、晴れやかにそう仰るYさんを見てて幸せな想いに包まれました。私も全く同感だもん。哀しいことはあったけど、かけがえのない時間であったよ。描きたいことがたくさんあって、そのすべてを描き尽くした。
描き手として、これ以上の幸せなんてない。

それでも話していると「あんなことがやりたい、こんな絵が描きたい」って言うのはモリモリ出てくる。正直、私の中で鋼が過去になりつつあるのを感じてもいたのだけど、こうして語っていると自分の中に鋼への想いが今も変わらず在ることを知る。オフはもうやめるけど、こうやって誰かと語り合うたび鋼を描き続ける事になるんだろう。

お店の雰囲気がまた良かったんだなあ。無計画にふらっと入ったイタリアンだったんだけど、食事はリーズナブルでも凝っていてインテリアが素敵。アンティークの家具にアラビアンなランプや鳥籠なんかが釣り下がってて、壁の代わりに白い布が垂れ下がってるのね。それでいて統一感もある。自室のインテリアの参考になりそう。

そんな感じで今年の夏は終わりました。参加された皆様もお疲れさまでした!
今月私は仕事がストレスフルなので、色々終わってからお絵描きしたいと思います。